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沈まぬ太陽

 この度、東日本大震災において大切な家族や住まいをなくされた皆様へ、心からお見舞い申し上げます。

 先日にテレビで放映された「沈まぬ太陽」の原作は、作家山崎豊子の小説です。2009年には映画化され、第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝くなど話題となりました。私も数年前に原作を読み深く感銘いたしましたが、今回のテレビ放映は日航の再建時期とも重なり、また異なる意味で興味深く見る事が出来ました。
皆さんにざっくりとした”あらすじ”を書いておきます・・・

 昭和40年代、国民航空(モデルは日本航空)が舞台。当時の国民航空は、労働組合委員長である恩地元(渡辺謙)と、副委員長の行天四郎(三浦友和)を中心とした職場改善の労働争議により、定時運行に支障を及ぼすほど経営陣と厳しく対立していた。
 その後、行天は早々に組合を抜けだし、エリートコースを歩み始める。一方、恩地は組合の脱退を拒否したため、10年に及ぶ海外僻地勤務を強いられる。そんな恩地が逆境の日々の中、航空史上最悪の御巣高山ジャンボ機墜落事故が起こる。日本に戻り、現地対策本部に配属された恩地は、想像を絶するほどの悲劇を目の当たりにするとともに、事故を起こした会社の根深い病根を目にする。会社建て直しを図るため、政府は関西民間企業の経営者である国見正之(石坂浩二)を会長に招聘し、それに伴って恩地は会長室の部長に任命される。その後、会社の再建に尽力する国見と恩地は、会社と政界との癒着を浮き彫りにしていくが、癒着の根幹を追及した国見は更迭され志半ばで退職となる。それに伴い恩地も、再び遠くアフリカの地へと、赴任させられていった。エンディングでは、恩地は大草原で沈みゆく真っ赤な太陽を見つめていた。

 国政の影響が強い国民航空では、トップは常にお上のご意向を伺い経営をしていました。その結果が、安全性を軽視し、航空史上最悪の事故を誘発したことを山崎豊子は鋭く追及しています。このことは企業の規模に関係なく、企業の事業目的は何であるのか、そして事業の貢献対象であるお客様の目線で経営をしていくことが、いかに大切かということを訴えています。
 また社員の視点から見ると、会社の執拗な懲罰的な人事に耐えぬく恩地の姿があります。 度重なる懲罰人事にあっても職場を離れることなく、会社とお客様のために尽くしぬいたのは、真に会社・同僚を愛する気持ちであり、その気持ちを支えたものはジャンボ機墜落事故での被害者家族からの篤い信頼でした。
 恩知の生き方が、「沈まぬ太陽」そのものであり、今再建が行われている日本航空もそのようにあって欲しいものです。 更に、東日本大震災に遭われた皆様、日本国が「沈まぬ太陽」のごとく復興することを祈念いたし、微力ながらご支援させていだきます。

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