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東日本大震災から学ぶこと

平成23年3月11日に東北地方を襲った地震と津波は、戦後社会の求めてきた豊かな生活と甘受してきた社会環境を一変させる災害でした。私は、発生から1年以上過ぎた6月28,29日に、震災の地を訪れました。今回の訪問は、私達と同業である宮城県測量設計業協会の皆さんに便宜を図っていただき、短期間でしたが仙台周辺の被災地を巡り、震災に遭われた方々から生の声を聞くことができました。
28日午後2時、仙台空港に降り立ちましたが、空港はほとんど震災の跡形がなく復旧されていました。しかし、その周辺は一面の野原と化していました。空港周辺は海から近く、平地が続いていたため、津波はほとんどの建物を呑み込んでいました。一年経って残っているものは、家の基礎と塩害による黄色く変色した土地だけでした。仙台空港から北へ30分ほど移動した閖上(ゆりあげ)地区の小高い丘に上がれば、そこには仮復旧した神社と震災に遭われた被災者の墓標が山頂にあり、周りは延々と続く野原です。とても日本の風景とは思えない景色でした。思わず墓標に合掌、亡くなられた方のご冥福を祈りました。

閖上(ゆりあげ)神社の丘

閖上(ゆりあげ)の丘から荒涼とした風景
また、海岸線に目を移せば、いとも簡単に倒壊した堤防群です。堤防で津波から住民を守るという発想は、今回の津波で経験した莫大な自然の力には役立たずの感があります。
防災という観点で言えば、まずは避難路の確保でしょう。きちんと安全に素早く避難する道路は、その後の復旧対策への道になっていきます。
案内していただいた協会役員の説明では、まずは逃げることだといっておられました。そして、災害のあった1年前の平成22年同日に地震があり、津波警報の放送があったが、大きな津波は来なかったそうで、このことが頭の片隅にあった住民もたくさんおられたようでした。
素早く退避した人、ちょっと躊躇した人、あまり気にしなかった人、退避するにも自分では動けなかった人等々、それぞれ人々の思いと、そのときの状況があったと思いますが、一瞬の判断が生死を分けたという事実は見逃すことができません。

堤防が決壊し津波の勢いで背面部が大きくえぐれている(阿武隈川の河口)

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