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地域新電力会社　南部だんだんエナジー株式会社
「二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」への取組み

私たちは、2016年に鳥取県南部町と株式会社ティー・エム・エス、美保テクノス株式会社、サンイン技術コンサルタント株式会社の地元企業3社と、小売電気事業者のパシフィックパワー株式会社と共同で、地域新電力会社の「南部だんだんエナジー株式会社」を設立しました。公共施設の電気代を削減するだけでなく、地域活性化を目的とした新しい事業・産業興しを目指しています。
2019年12月より、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言（ゼロカーボン宣言）」を行った南部町で、「公共施設の設備制御による地域内再エネ活用モデル構築事業」を行います。これは環境省の補助事業で、災害時の避難施設となっている公共施設のレジリエンス強化を行い、太陽光発電の他に蓄電池や自営線を設置し、マイクログリッドを構築します。
自治体新電力が事業主体となり、ゼロカーボンシティ実現に向けた再生可能エネルギー導入促進を行います。併せて以下の効果を地域にもたらすことを目指しています。

・再エネの拡充と導入促進
・レジリエンス強化となる、災害対応のエネルギー自給拠点整備
・環境価値の向上となる、地域の低炭素化
・エネルギー地産地消の推進
・エネルギーコストの削減
・自治体新電力収益の地域還元