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NO.132

ガラスの天井を破る

2020年11月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 11月7日、民主党のバイデン前副大統領が勝利演説をしました。そして初の女性副大統領が誕生します。彼女の演説では「初の副大統領であり、最後ではない」と、力強く述べていたことが印象的でした。前回、ヒラリー・クリントンが大統領選に敗れた時は「最も高くて硬いガラスの天井が破れなかった」と敗北宣言をしました。

 日本に比べて女性の社会進出が著しい米国でも、やっとガラスの天井を打ち破る女性が誕生するのですから、日本社会での女性活躍は今後の大きな課題です。

 10月5日には、女性活躍勉強会が弊社と白鳥ケアサービスの女性社員31名で開催されました。この勉強会は、昨年から県の認定を受けて「会社の継続的な発展と社員の自己実現のため、女性が活き活きと働き続けることが出来る企業を目指して、仕組みと意識の改革に取り組みます」の活動宣言を実践していくものです。
 日本社会の基盤であった終身雇用制度が崩れてきて、多様な働き方が増えています。女性が社会進出して活躍できる社会環境になってきたと言えます。
 女性活躍の歴史を振り返ると、近代化の始まった明治時代は製糸業を始め多くの女性労働力が日本の近代化を支えていました。戦後の高度成長期では、女性は家庭の中で社会を支える礎として日本の経済発展に貢献するとともに、自らが社会で活躍する場を求めて積極的に社会進出をしました。そして今は、これまで以上に女性の活躍が求められる社会環境になっています。

 まずは少子化です。特に地方においては若い働き手が増えないので慢性的な人手不足が続いています。次には高齢化です。この高齢化の対策には定年後の再雇用が制度化されて、併せて短時間パート制度や労働者派遣等々が制度化になり、多様な働き方ができる社会になってきました。反面には、正社員の補完的な制度ではないかとの声もありますが、弊社はできる限りの正社員採用を目指しています。
 またICTの進展は、これまでの肉体労働、長時間労働をサポートするものとなり、「女性だから、高齢だから」といったハンディが薄まっていく社会になろうとしています。そして、正社員として働くことは、男女を問わず専門的な技術と知識力が求められ、会社は公平なチャンスとジャッジをすることに取り組みます。

 そのうえで、自分自身の将来設計、会社の将来像を考えることです。「女性だ、男性だ、高齢者だ」という捉え方をしないで、常に自らの立場で挑戦する姿勢を持ちましょう。
 今後は益々この傾向が高まることを踏まえて、女性だけに期待をするのではなく、社会変化を敏感に捉えて、会社全体で社員の能力向上とチャレンジの場を創っていきたいと思っています。

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