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NO.121

平成から令和・時代の変わりに心すること

2019年12月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 ノーベル賞授賞式が12月10日、スェーデンのストックホルムで行われました。
 ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんをテレビで拝見しましたが、常ににこやかで周りを気づかう姿勢に、一流の人に通じる人となりを強く感じました。 受賞にあたっては、同賞を受賞された先人たちの功績を讃えて、今につながった業績を紹介されました。
 そして、研究をともに続けた仲間には、諦めない前向きさに感謝されました。 最後に、仕事漬けの自分を理解し支え続けた家族には、万感の想いを受賞の場で伝えられました。
 このように、偉業をなしえた人たちに共通する「自分があるのは周囲のおかげ」という感謝の気持と、それを臆することなく、大勢の場で表現できる人柄に、みなさんも共感を持たれたのではないのでしょうか。
  吉野さんの講演では、「持続可能な社会の実現にリチウム電池が中心的な役割を果たす」と述べられ、「その過程でリチウムイオン電池と人工知能の新技術を組み合わせれば、多くの社会が抱えている環境課題の解決ができる」と締めくくられました。

  私たちの業界でも、ICTという新しい流れが仕事を進める上で中心的な役割を担っていきます。しかし、このICTも我社の仕組みの中で社員が使いこなして初めて活きるものですし、業務の効率がICTを導入したから画期的に変わるものではありません。
  わが社では、自らが持っている知識・技術力を駆使して既存のICTを進化させて、新たな仕組みを作り出します。その仕組みは、自らの仕事を効率化するだけでなく、社会の課題解決に貢献できる技術にしたいものです。
  吉野さんは、インタビューに「研究開発の成功の条件は、極めて簡単で、技術のシーズ(種)と世の中のニーズ(需要)を結ぶだけだ。難しくしているのは、この両者がしょっちゅう変わることで、それに合わせて動いていくことが必要だ。技術に固執するとニーズから外れてしまう」と答えておられました。

  私達は、これからの社会ニーズを汲み取りながら、私たちの何で解決できるか、個人でも、チームでも、全社員で真剣に取り組んでいかなければならない時代を迎えます。
 技術力を磨くことだけに専念せず、磨いた技術力を社会のどの分野で活かすことができるかの発想を強くして、新しい時代をともに進んでいきましょう。

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