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NO.116

5パーセントの意識行動

2019年07月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 先日、書道家で筆跡心理カウンセラー本山裕子先生の講演を聞く機会がありました。
講演はA4の白紙に漢字で「人間」を三箇所に書くことから始まりましたが、前後左右の誰一人として同じ配列に書いている人はありませんでした。この無意識で漢字を書いていく配列と字体にその人の性格が表れるそうです。

ところでみなさんは、一日の生活の中で無意識で活動している時間はどのくらいかご存知ですか。
実に95%の時間は無意識な活動だそうです。残り5%の「意識して行動する時間」を充実させて増やしていくことで、自分の性格が変わり、人生も変わっていくのです。

7月になり、経営方針書の上期マネジメントレビューを開催しました。計画を立てるところまでは順調にいきますが、いざ実践となると足踏みする傾向はいつでも見かける事象です。経営方針書に掲げた実施事項を意識する時間はわずかでも良いのですが、問題はわずかの時間でも意識が弱いことであり、どのように強く意識を継続していくかでしょう。

話は変わりますが、私の友人が大手建材商社を先月に役員退職しました。彼は、大学を卒業後に就職した地場の会社が3年で突然倒産して路頭に迷っているところ、偶然に出会った大学の恩師に紹介されてこの建材商社に入りました。
彼は、常に「新卒では入れないような大会社に運よく中途で拾われた」と言いながら、たいそうに仕事に励んでいました。
結果、役員まで上り詰め退職したのですが、彼の仕事ぶりを聞くと「なるほど」と合点がいったことがあります。 彼は温和な性格で怒った顔を見たことがありません。しかし仕事になればノルマ達成には厳しい態度で臨んでいました。常にメモを取りながら部下に仕事の内容を報告させるのです。そして一つだけ指示を出すと、後日に結果を聞くといった繰り返しです。
人間は5%の意識行動ですから、一つだけインプットして行動させるのです。まずは言葉に出す⇒意識させる⇒行動するスパイラルで成果を上げていました。
もう一つ大切なことは、具体的な指示を出すことです。そのためには自らが出向いてお客様の動向をインプットすることを欠かしませんでした。ですから部下は、あいまいな返答ができない⇒やるしかない、という方向に持っていく彼の部下操縦術は見事なものでした。
これが中途でも役員まで登って行った所以でしょう。 意識する⇒言葉に出す⇒行動する⇒性格(言葉)が変わる⇒人生が変わるは、誰にでも当てはまる意識行動パターンです。下期経営方針の実践に活かしていきましょう。

講演では、全員がA4白紙に「人間」を書いた後、「皆さんはどのような配置で書かれましたか?」と会場を回られました。右肩上・真ん中・左肩下に書いたのは一人だったようで、先生は「まちがいなく変わった人・・・(笑)」と言われ、多くを語られませんでした。

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