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NO.112

負けない生きかた・・・Don't give up hope

2019年03月
代表取締役社長 大野木 昭夫

   負けない生きかたとは、取り巻く環境が年々と変わっていくなかで、歳をとっても目標を追い続けることです。
 NHK朝ドラ「まんぷく」のモデルになった安藤百福さんがチキンラーメンを世に出したのは48歳の時、次にカップヌードルを創り出したのは57歳になった時でした。 それまでにも色々な事業を手がけて、成功あり失敗も繰り返しておられます。
 朝ドラを見ている人はわかると思いますが、安藤さんのラーメン作りは、大阪の信用組合理事長時代の信用組合破綻による無一文からの出発です。
 また成功までの道筋に商品開発がありますが、チキンラーメンとカップヌードルでは、完成するまでの過程が大きく違うことに気付かされました。
 チキンラーメンの開発は、ほとんど自分だけで発想を具現化していました。 ところが、カップヌードルの開発では、多々の課題があるなか研究者達の意見を傾聴する姿勢に転じられてカップヌードルの完成に至っています。

  横浜のヌードル・ミュージアムに行ってみると、カップヌードルの開発秘話に触れることができます。 ミュージアムの3階にあるカップヌードルファクトリーでは、容器に自筆でペインティングして、次にオペレーターの説明を聞きながら好みの具材とペーストを入れた自分だけのヌードルを作ります。 オペレーターの説明では、ヌードル製作工程での工夫している所を教えてくれましたが、なるほどガッテンしたのは固形麺の形と入れ方です。
  固形麺は、容器に合わせて下に向かって細くなる円錐形をしています。 そして麺が容器と擦れて壊れないように容器の中に麺を入れないで麺の上から容器をかぶせて反転させて出来上がる工法は特許になっています。 また底にはすき間を作ってあるのですが、お湯を注いだときに麺がほぐれ易くなる工夫だと説明してくれました。 色々と苦心された話は、簡単にできそうで、できないモノづくりの難しさです。
  ミュージアムに行って、カップヌードルの開発はチキンラーメンの時と違い多々のノウハウのかたまりであることか分かりましたが、社長の発想を具現化して行った研究者達の苦労のかたまりでもあります。 私の友人にも「負けない生きかた」の実践者がいます。

 30年来の友人は、体調を崩して3年前に自分の会社を手放しました。 その後も体調は万全ではありませんが、最近新しい事業にチャレンジしています。 60歳を過ぎてからのチャレンジですから、自分の置かれた環境とにらめっこしながら、「失敗したままで人生を終わりたくない」と、ちょっとだけ背伸びして頑張ろうとしています。・・・「Don't give up hope」

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