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社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.97

プラスのスパイラルを強くする

2017年12月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 先日、社員400名規模の建設コンサルタント会社を一代で築き上げた社長に出会いました。
100万円にも満たない契約金額でも九州まで行って、がむしゃらに受注を拡大した時代には、「私はできる」とプラス思考で、「できる!できる!」と声を出して実践すると成功の確率はグッとアップするという心強い一言をいただきました。

 今年は、プラスのスパイラル≪①人・物に投資をする⇒②投資を活用して仕事の効率化をする⇒③効率化で仕事をこなして利益を上げる⇒④業績を上げて市場を拡大する⇒①人・物に投資をする≫がやっと回り出した年になりました。
プラスのスパイラルを回していくパワーは、一人ひとりの「私はできる」という強い思いと、「やってみよう」という実行力にかかっています。

 建設業が、マイナスのスパイラル≪①仕事が減少⇒②待遇ダウン、リストラ⇒③技術力が低下⇒④業績がダウン⇒①仕事が減少≫に陥ったのは、公共事業費が平成13年を頂点として平成23年頃には40%まで落ち込んだ約10年間でした。
その後も公共投資額は横ばいのままで、地方の建設業界にあまり明るい展望は抱けませんが、日本の景気は継続して上向いていると言われています。

 確かに東京に行ってみれば、高層ビルは新築ラッシュであり、2020年オリンピックに向けて新たな道路の建設と大規模改修工事、新たなオリンピック施設が建設中、また最近に談合で騒然となっているリニア中央新幹線新設工事、等々挙げればきりがないほどのインフラ整備が進行中です。

 振り返って地元をみれば、全線開通に向けて建設が進んでいる山陰自動車道ですが、鳥取西道路の工区が終われば新規の大型インフラ整備は見当たりません。
 米子道では鳥取県内の4車線化に向かって江府地域の付加車線設置事業は着手しますが、米子~江府インターが完成したのは平成元年、落合JCTまで暫定2車線で開通したのが平成4年ですから、4車線化に取り組むまで25年も経過しています。いかに地方のインフラ整備が進んでいないかの象徴です。
 このような環境だからこそ、一人ひとりの行動力がマイナスからプラスのスパイラルに変えていくパワーになります。
 

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