鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.70
初心忘るべからず
2015年09月
代表取締役社長 大野木 昭夫


 子供の頃、「大人になったらどんな仕事がしたいか」こんな風に問われた経験は誰しも持っていると思います。私も「黒部の太陽」という映画の影響もあり、10代の頃の夢は「ダムを造る人になること」でした。私はこのダムを造るという夢の達成は叶いませんでしたが、ダム造りの想いが気持ちの根底にあったからこそ、土木への道につながり、今日があるのだと思います。
 さて皆さんの夢は、今はどのようになったのでしょう。中には最初の志から外れてしまった人もいるでしょうし、想いの延長線上にいる人もいると思います。ただ今までの人生の中で幾度となる進路を決める決断を迫られたとき、その都度に初心の決意があったことも間違いではないはずです。
 久しぶりにJRを利用して松江の会議に出かけました。伯耆大山駅で乗る時には鳥取県養護学校の10名くらいの生徒さんが帰る時間と一緒になりました。みんな楽しそうに、しかし周りの人たちに配慮した声の大きさの会話は、私の気持ちを和やかにしてくれました。一方で思い出すのは、先日大阪の循環バスに乗った時、周りを気にせず大声でしゃべりまくる中年の女性たちです。全く周りを気にしない様子に閉口しました。
 また松江の帰り道では、通勤通学時間と重なりました。そこでも生徒さんはきちんと2列に並び整然と待っているのに、列を乱しているのは中年サラリーマンでした。
子供のころ厳しくしつけられたエチケットも、歳を経るうちに公共意識が薄れ、意識しないうちに周りに迷惑をかけているから、私も含めて注意をしなければなりません。

 私たち技術者は、技術の向上を目標にして日々技術の研鑽に努めています。その証になる資格は次々と高いハードルがありますから、その時ごとに目標を立てているでしょう。人生においても技術を活かした仕事の遂行に関しても、やはり高い目標と貫こうとする初心が重要です。

 子供のころ、進学を目指すとき、就職したとき、結婚したとき、資格を取ったとき、部下を持ったとき、その時々に抱いた初心を大切にした生き方をしたいものです。
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