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社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.62
日本人の力
2015年01月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 今年は、第2次世界大戦の戦後70年を迎えます。  昭和20年8月15日正午、ラジオから天皇陛下による終戦の詔書が流れ、日本は終戦を迎えました。正月に放映された「日本の戦後史」の映像では、東京のすべてのものが焼き尽くされ、荒涼とした瓦礫の山が映し出されました。この時、国民の誰もが日本の将来に大変な不安を抱いたろうと思います。しかしその後、日本は見事に復興を果たしました。戦後の荒涼とした中で生活を再開させた人々の明るい笑顔に、私は日本人の強さを見ることができました。

 すべてを失った後、日本経済の復興は目を見張るものがあります。昭和39年の東京オリンピックは、日本の経済力の復活と技術力(メイド・イン・ジャパン)を世界に広めるイベントになりました。そして昭和43年には、GDP(国内総生産)が米国に続いて世界第2位になりました。それを支えたのは仕事に全精力で打ち込んだモーレツ社員と呼ばれた人たちです。この人たちの原点は焼け野原になった日本の姿にあったのは言うまでもありません。 今、私たちには再びこの苦境に立ち向かう英知が求められています。

 日本の経済成長は昭和の時代を経て平成2年頃まで続きましたが、平成5年バブル崩壊になり、その後平成24年頃まで続いたデフレ経済は日本経済を縮小させるだけでなく、日本人の戦後培った「困難を乗り切る力」さえも委縮させてしまったように思えます。  しかし東日本大震災の発生後にも頻発している大災害では、復興に立ち向かう被災者の姿に一時期萎んでしまっていた「不屈の精神力」を見出し、全国から集まってくるボランティアの人々に古来日本人が持つ「お互い思いやる心」を見ることができました。  私達は、高度成長期の非常に恵まれた時代に育ち「指示待ち、ひ弱で忍耐が足らない世代」等々ささやかれていましたが、日本人が持っている「お互い思いやり、逆境に立ち向かう力」は脈々と受け継がれています。

 今年は、地方創生の元年になり今後の政策に期待していますが、政策に頼って待っていては何もできません。  社員ひとり一人が、自分の立ち位置でチャレンジをして成長することを今年の目標にしましょう。
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