鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.38
新たな飛躍の年になりますように
2013年01月
代表取締役社長 大野木 昭夫
明けましておめでとうございます。
 今年も一年よろしくお願いいたします。


 新年を迎えて、新しい年度となる企業では経営方針を発表する時期です。
 今年の課題は、安倍総理大臣のもと「経済再生」を最大の政策として、それに伴う公共事業費の多大な予算化でしょう。民主党政権下では「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズで、あたかも公共事業は悪のように取り扱われて、建設業に携わっている私たちもなんか肩身の狭い思いを持った時期でありました。私が地元工業高校の社会人アドバイザーとして土木担当の先生と話し合いでは「近年は、生徒、両親の建設業に対する人気が最悪であったが、今年から持ち直している」との感触を聞いています。
 このような年に臨んで企業の経営目標を設定するとき、新たな飛躍を目指すのか、なんとか生き残るために頑張るのか、こころざしによって今後の公共事業費拡大に対しての企業成長に大きな差がでてきます。
 先の民主党政権のとき、事業仕分けの議論がされたことは記憶に新しいところであります。そのなかで世界一のコンピューターを目指す予算検討の中で、「なぜ2,3位ではいけないのでしょうか」と問い詰めた議員がおられました。
NO1を目指すとき、技術者はそれだけで自分の倍以上の能力を発揮します。そしてNO
2でも3でもよいと考える技術者は、持っている技術力以下の仕事しかしません。この最初の目標を設定するとき、目標の高さによって人間の潜在能力が投入金額以上の効果を生み出すことを知るべきでしょう。
 「新しい計画の成就(じょうじゅ)は、ただ不屈不撓(ふくつふとう)の一心にあり。さらばひたむきにただ想え。気高く強く一筋に」これは、積極思想を説いた哲人、中村天風さんの言葉です。日本航空(JAL)再建にあたり、稲盛和夫会長が幹部社員を前に説いた言葉でもあります。瀕死にあったJALが2年という短期間で再建を成し遂げたのは稲盛和夫氏のカリスマ性に負うところが大きいと思いますが、この言葉の真実性を如実に表わしていることは確かです。「私たちには難しい箴言」と捉えがちですが、「できない」と言葉に出して言うと、本当にできなくなってしまうことを私たちは知っています。

 公共事業費の拡大は、私たち業界には喜ばしいことですが、所詮はカンフル剤であることを肝に銘じていなければなりません。その上でこのカンフル剤を活用し、一時的な事業拡大としてとらえることなく、更なる体力強化を目指して企業発展の礎とするチャンスなのです。



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