鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
記事一覧
NO.35
教育の場は会社にある
2012年10月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 先日、久しぶりに同じ業界の旧知社長と出会うことがありました。社長は会うなり「この前、役所でお宅の技術者のやりとりを見せてもらったけど、なんとあんたのところの技術者はよく教育ができているなぁ~。礼儀作法はきちんとしているし、協議の進め方も迅速だ。工程管理でも打ち合わせの掴みどころが素晴らしい」と絶賛いただいた。

 私は「ヤァヤァ~」と顔をほころばせ嬉しがっていると、その社長はこう続けた。「けどなぁ~うちの社長は、はっきり言ってオニですわぁとも言っとったで・・・」
そりゃなんのこっちゃ!・・・ しかし物は考えようです。厳しい教育はかわいい社員のため、それゆえ社外の方からそのように言っていただくことを私は素直に喜ばしく思いました。


 わが社の企業理念の第一は「私達の人間力・技術力が会社のブランドです」とあります。
今、わが社では人間力の研鑽と技術力の向上を柱にして教育を進めています。技術力を伸ばし資格を取得していくことはもちろんですが、社会人としての礼儀作法、人間の成長に欠かせない道徳観、歴史観を学ぶことは、一人ひとりが自己の確立を目指すことになり、その力の結集が会社のブランドになります。

 そのなかで、今月からリーダー以上の人は"部下を持つ人の報連相"として、PREPの考え方と実践を学んでいます。PとはPoint(結論)・RはREASON(理由)・EはExample(事例)・そして再度Point(結論)の流れで文章や会話を組み立てます。
 前月号では、私の体験としてお医者さんがこの手法で診察後の説明をされたことをお話しましたが、日常的にも使われていますね。たとえば、今日の新聞では「パナソニックは2013年度にテレビ向け液晶パネルの生産を半分に縮小する。なぜなら・・・」と続いていきますが、日々何気なく目にしているマスメディアの文章を熟読してみると、物書きのプロでも文章の良し悪しがあることがわかります。 
 このように簡単なようで難しいPREP研修では、まずリーダーの人が習得して、次は部下指導に役立たせてください。
 このような実践は、1本のろうそくから2本、4本、そして16本と末広がりに浸透していくものです。この広がりが社風となり、前述したようなお褒めがどの社員にも充てられることを期待して、性急に結果を求めないで地道に続けていくことが肝要です。

このページのトップへ