鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.8
お盆でみえたもの
2010年08月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 弊社で開催している人間力育成塾では、今月は稲盛和夫著「働き方」を読破して自らの働き方について話し合いました。働くことに何を求めるのか、の問いには皆さん色々な想いを語っていただきました。
 私は、仕事にやりがいを持っている社員がたくさんいることに喜びを感じながら、働き方について考えています。何のために働くか、自己の満足、待遇、やりがい、この三つの価値観はお互いバランスをとりながら成り立っています。何を一番に大切にするかは、一人ひとりの想いになるのですが、任されている仕事への思いや意義、周囲の人間関係、家庭のことも起因しつつ、その順位は人生の中で何回か入れ替わります。しかし何より大切なことは、自分自身をしっかりと持ちつつ、このバランスを保ちつづけることに尽力し、研鑽することが重要だと考えています。

 今年もご先祖様を供養し偲ぶお盆が来ました。先祖の霊は見えませんが、何か肌に感じるものがありませんか。15日に、黄檗宗の施餓鬼供養に参列しました。施餓鬼供養では、新亡(前年の供養以降に亡くなった方)、先亡(ご先祖様)の塔婆を立て沢山のお供え物をして、あらゆる餓鬼に施しをします。仏教で餓鬼の世界とは、生前、欲張りで嫉妬深い人が陥る世界です。
 最後に檀家総代の挨拶では、人間の持っている小欲と大欲のお話がありました。小欲とは、自分だけが満たされる欲であって、本能的な欲から、物欲、金銭欲など色々あるそうです。これに対して大欲とは、自分の笑顔だけでなく、周囲の人に笑顔をもたらしていこうという欲だそうです。私たちは小欲に甘んじることなく大欲を求めていくことが仏の修行であると語られました。
 稲盛和夫著「働き方」を読破した話し合いのなかで、何のために働くかの問いに、お盆に檀家総代のお話を聞くようにと、先祖・先人たちのお導きだったのです。
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